2015年7月14日火曜日

旅館の箱



今年の6月に、ニセコにオープンされた旅館「坐忘林」さんの客室用の文箱を制作させていただきました。
様々な方が手に触れるものとなりますので、丈夫な楮の和紙を使い、仕上げにオイルを塗ってあります。坐忘林さんのご希望で全面に貼るのではなく、渕を残すように仕上げました。











「坐忘林」
北海道虻田郡倶知安町花園76-4

わずか15室のみの旅館のようです。
まだ私は行くことが出来ていませんが、いつか行ってみたい場所の一つです。












2015年5月26日火曜日

ノート



5月28日から柿渋で染めた布で作られるキクチジュンコさんの「布の道具」展がはじまります。馬渕ではお裁縫箱の他に柿渋で染められた布を貼ったノートを作らせていただきました。










『布の道具』
・日時  2015年5月28日(木)~31日(日)
      12時~18時(最終日は16時まで)
・場所  十一月 藻岩(札幌市
南区藻岩下2丁目5-10






裁縫箱


5月28日から始まる、柿渋で染めた布で作られるキクチジュンコさんの「布の道具」展に馬渕もお手伝いさせていただきました。
今回はキクチさんよりのご要望で、柿渋の布を貼ったノートと、キクチさんが作られたピンクッションが入ったお裁縫箱を作らさせていただきました。


お裁縫箱は裁ち鋏が入る大きさと、持ち歩きのできる大きさの2つのサイズを作りました。

今回は道具箱ということで仕切りをつけています。仕切りとなる板は古道具で見つけた木に数字が書かれたものを使いました。和紙で何度も下張りをしているので、紙で出来た箱ですがかなりの強度があります。また、和紙特有の毛羽立ちを抑える為にこんにゃく糊と仕上げにオイルを塗って仕上げました。
キクチさんが作られたピンクッションが入ります。











『布の道具』
・日時  2015年5月28日(木)~31日(日)
      12時~18時(最終日は16時まで)
・場所  十一月 藻岩(札幌市南区藻岩下2丁目5-10












2015年5月11日月曜日

布の道具 キクチジュンコ柿渋染め展

キクチジュンコさんの柿渋で染めた布を使った展示「布の道具」が、藻岩にある「十一月」さんで開催されます。
鞄だけではなく、今回はオブジェのようなものや洋服など、様々な布の道具が並ぶそうです。











今回、キクチさんよりお声かけいただき、馬渕では柿渋で染めた布で表装したノート、裁縫箱(柿渋で作ってくださったピンクッションが入ります)などを一緒に作らせていただきました。

写真はノートに貼る布を裏打ちしたものです。気の遠くなるような細かい工程が終了し、明日より貼る作業が始まります。楽しみです。




『布の道具』
・日時  2015年5月28日(木)~31日(日)
      12時~18時(最終日は16時まで)
・場所  十一月 藻岩(札幌市南区藻岩下2丁目5-10







 


2015年5月6日水曜日

出張ワークショップのお知らせ

今回は千歳の「アートホーム」さんよりお声かけ頂き、一日のみの製本ワークショップを行います。
内容はA5サイズのハードカバーのノートとなり、無線綴じで仕上げます。

尚、15日~18日までの期間中は馬渕の紙ものなどを販売させていただくこととなりました。

どうぞ宜しくお願いいたします。



■製本ワークショップ
・日時   5月18日(月)13時~16時半
・定員   5名
・参加費  3500円
・場所   「アートホーム」千歳市みどり台北5丁目1番1号 il dono千歳 
・お問合せ先→●










2015年3月17日火曜日

佐藤さんの和紙が届きました



愛知県で紙漉きをされている佐藤さんの和紙が届きました。

約2年前に佐藤さんの工房を訪ね、その後はお手紙のやり取りや、佐藤さんより手漉きの和紙が送られてきたりしています。(以前の佐藤さんの工房を訪ねたブログです→◎)

工房を訪ねた時の物凄い感動は今でもすぐに思い出すことができますが、今自分のお店で佐藤さんの和紙を直で触れて見るともう本当に溜息しかでないのです。背筋が伸びすぎるくらい伸びる感じがします。
全ての紙漉きの工程を気の遠くなるような手作業でされているので、薄くてもとても丈夫です。佐藤さんの和紙を使ったいろいろな作品を見せていただきましたが、和紙でこんなことも出来るのかと感動した記憶があります。

そんな佐藤さんの和紙が届きました。

佐藤さんの和紙は販売はされていません、佐藤さんの和紙を必要とされている場所へ確実に届けられています。有りがたいことに、ご縁があって私のところにも届けられました。

札幌でも作品の制作で和紙を探されている方など、本当に必要とされている方へお譲りしたいと思っていますので、そんな場合は一声お掛けくださいませ。





佐藤さんは紙漉きの際にその和紙が出来るまでのレシピのようなものを毎回記録されています。温度や湿度、その日の気分、工程、出来事、諸々。

約40年間も紙漉きをされてきた方が「今回の紙はすべて完璧!!」なんて書かれたら鳥肌が立ちます。










2015年2月27日金曜日

領収書




                         

新しく領収書が仕上がりました。

開店当時からいつか領収書などの伝票がつくりたいと思っていたのですが、ようやく形になりました。




馬渕で作りたかった領収書は紙がシャリシャリと薄いものです。紙の手触りはもちろんですが、紙が薄いことで印刷の模様の繊細さを引き立つようにしました。

紙の薄さなんて、、、質感なんて、、、もしかしたら領収書にはほとんど求められていない事かもしれません。でも、開店当時から考えていた伝票の構想では外せない部分でした。




実用性も少しは考えています。

ミシン目で切り離す際にしっかりと指で押さえられるように、ミシン目の横に少しの余白をとりました。そうすることで、使い切る最後の最後まで綺麗にカットできます。




複写になっています。複写の色はブルーです。
上の紙が黄色で下の紙を白にしています。領収書をお渡しする時は何故か慌ててしまう状況になるのですが、色で分けているので間違って控えのほうを切り離してしまうことがありません。


領収書のサイズは縦の長さがお札と同じ長さになるので、お財布に一緒に入れても収まりがよく、領収書の端がくしゃくしゃになりません。


はっきりと解りやすく、事務的で使いやすい領収書が基本ですが、そこに紙の質感や枠の模様の美しさなど、馬渕の外せない要素を加えました。









横書きが2種類、縦書きが1種類のデザインです。

今回、トロッコ一級建築事務所のお二人と一緒に製作しました。
昔から集めていた印刷物の装飾欄や罫線、オーナメントは本当に美しいものばかりです。そんなものを参考に新たにデザインして頂きました。

もちろん本業は建築のお仕事なのですが、紙とインクが大好きなお二人で、以前には馬渕のショップカードなども作っていただきました。

トロッコの二人の感覚が私はとても大好きなんです。領収書が仕上がったときの嬉しさを一緒になって喜んでくれたり、ワクワクしたり、そういう感覚をこのお二人とはずっと持ち続けたいと思いました。
改めてお礼申し上げます。



たかが領収書と思われるかもしれません、でもなかなか探すと理想のものがないのが実状です。是非一度手に取って見て頂きたいです。
どうぞ宜しくお願いいたします。



■複写50組(台紙付)
■税込540円