2013年4月14日日曜日

古い紙の包



この古い紙の包み、姿が美しくて紐が解けないでいました。

紙が好きな友人達とその包を囲んでは、そろそろ開けるか、いやもう少しまだだ、などと言いながら数か月経ち、開封日は突然やってきて「今日開けちゃう??」と意外とあっさりとその日を迎えました。(一人の友人は開封時にはワインの解禁日みたく盛大にやろうと言っていたのです、愉快な人です)

開封時は各自カメラでいろんな角度から写真を撮っていて、その光景がなんだか異様でしたが、こんなことでも楽しめる人たちが周りにいるのは嬉しいなと思ってしまいました。

 
中から出てきた紙は社名入りの紙でした。
包みの内側に「タイプ用 線入り半紙」と書かれています。
チリなどがたくさん入った安価な紙のようで、保存状況が悪かったのか原料のせいか経年変化によるシミが多く見られます。
こんなシミなどは私には全く問題ないのですが、社名が入っていなければ更によしだったなーと思ってしまいます。
ただ、このブルーの枠の感じにタイプで打った文字が入ることなど想像するととても素敵だなと思うのです。
そして、私ならこんな紙で、こんな枠で、サイズ感はなどとオリジナルでつくりたい便箋の想像がふくらみます。


 
 
 

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