2014年1月10日金曜日

巻紙

石州和紙の巻紙が入荷しています。

「石州和紙」とは島根県石見地方で作られている和紙で、石見地方で栽培、採取された和紙の原料、楮・三椏・雁皮を使い出来た和紙のことをいいます。その中の「石州半紙」は国の重要無形文化財に指定されています。
未晒の和紙が多く、作る工程で楮を水に晒さずに甘皮の緑の部分も多く入れるので、少し緑っぽい色の和紙が出来上がるのが特徴です。とても美しい色目です。


 

佇まいだけでも美しいと感じる巻紙ですが、 実はとても使いやすいと思います。
書いた文章に合わせて切って使えるので、変にスペースが空くこともなく無駄なく使えます。そしてほんの一文でも形になりやすです。
 
 
 
 
頂いたお手紙の中に同じように蛇腹になったものがありました。
丁寧に墨で書かれたお手紙は和紙のさわり心地もあり、読むたびに良い気分になります。
 
墨との相性はもちろんですが墨は苦手というのであれば、どんなペンでも好きなようにかかれるのが一番だと思います。
(楮の和紙なのでペン先の細いものはひっかかりを感じます)


石州和紙ではこの他に葉書・封筒・名刺・大判の和紙なども入荷しております。
お気軽にお問い合わせください。






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